大阪の都市構造は、ここ数年で一変した。その中核にあるのが、うめきた2期地区開発事業 (グラングリーン大阪)の全面開業と街の成熟だ。広大な都市公園と最先端オフィス、高級ホテルが融合したこの巨大拠点は、大阪市北区全体の地価や居住価値を力強く牽引している。
国土交通省が発表する地価公示データを見ても、北区の住宅地・商業地の上昇傾向は顕著だ。かつては落ち着いた住宅街と見なされていた中津周辺も、現在では「梅田直結のプレミアムゾーン」として再評価が進む。都市の利便性を享受しつつ、緑豊かなパブリックスペースを日常の庭として使える贅沢が、近隣レジデンスの価値を押し上げている。