一方、夫の三浦友和は74歳を迎えた今も、日本映画界になくてはならない名優として確固たる地位を築いている。しかし、その働き方には明らかな変化が見られる。かつてのようにスケジュールを埋め尽くすのではなく、作品を厳選し、自身のペースを守りながらカメラの前に立つスタイルへ移行した。
インタビューなどで彼がしばしば口にするのは、家庭を守り続けてくれた妻への深い敬意だ。仕事を終えて家に帰ると、温かい食事と静かな空間が待っている。その当たり前の日常こそが、長年厳しい芸能界を生き抜いてこられた最大の原動力だと彼は語る。仕事とプライベートの完璧なバランスが、彼の渋みを増した演技を支えている。