下関市街地の喧騒を離れ、国道191号から日本海沿岸の丘陵地帯を抜けた先にある山口県下関市吉母。その突端に位置する毘沙ノ鼻は、公に認定された本州最西端の地です。観光地化されすぎず、自然の荒々しさと静寂が同居するこの岬には、御影石で造られた重厚な「本州最西端の地碑」が堂々と鎮座しています。
岬周辺には航海の安全を見守り続ける毘沙ノ鼻灯台が設置されており、白亜の塔躯と群青色の海が鮮やかな対比を描き出します。整備された遊歩道を進むと、視界が一気に開ける毘沙ノ鼻 展望デッキへ到着します。バリアフリーを考慮した木製デッキからは、約120度以上のワイドな視界で響灘の水平線を一望でき、晴れた日には遠く北九州の山並みまで視界に収めることができます。