未年生まれが「性格が悪い」と評される最大の要因は、周囲が勝手に抱く「無害で従順な羊」というパブリックイメージと、本人が持つ強烈な芯の強さとのギャップにある。干支占いにおいて未年は平和主義の象徴とされることが多い。争いを避け、周囲の空気を読んで笑顔を絶やさないため、初対面では「人当たりが良い人」として受け入れられる。
ところが、いざ利害が対立した瞬間や自己の価値観を侵害されたとき、未年は一切の妥協を拒絶する頑固さを見せる。普段から自己主張を激しく行うタイプであれば「意志が強い」で済む話だが、普段が従順に見える分、周囲は「裏切られた」「急に冷酷になった」と錯覚してしまうのだ。
また、未年は不満をその場で吐き出さず、心の内側に溜め込む傾向がある。限界に達したときに突然関係を遮断する、いわゆる「静かな絶縁」を選ぶケースも少なくない。この感情の蓄積と突発的なリセット行動が、周囲に「陰湿」「何を考えているかわからない」という印象を与えてしまう。