今回の退店ラッシュにおいて、対象となったエリアは首都圏の駅前一等地から地方の幹線道路沿いまで多岐にわたる。特に賃料負担が重い東京23区内の空中階店舗や、近隣に競合が乱立する郊外のロードサイド店が集中的に整理対象となった。すかいらーくグループが提示した再編方針に基づき、段階的なクローズが着々と進められている。
関東エリアでは、神奈川や千葉、埼玉のベッドタウンにおいて築年数の経過した旧型店舗の整理が目立つ。一方、関西圏では大阪市内の繁華街や兵庫の住宅密集地で統廃合が加速。東海や九州、東北のロードサイドでも、商圏が重複する近接店舗がスクラップの対象としてリストアップされた。
閉店スケジュールはエリアごとに段階を踏んで実行されている。告知から営業終了までの期間は極めて短く、店頭に張り紙が出てからわずか数週間でシャッターを下ろすケースも珍しくない。「いつもそこにある当たり前」が消え去る現実に、近隣住民の衝撃は隠せない。