現在、横浜高校野球部の指揮を執っているのは、同校OBである村田浩明(むらた・ひろあき)監督です。1986年生まれの村田監督は、現役時代に名門の正捕手・主将として甲子園の土を踏んだ輝かしい経歴を持ちます。
村田氏の現役時代を語る上で外せないのが、1学年先輩にあたる名投手・涌井秀章(現・中日ドラゴンズ)とのバッテリーです。2003年春のセンバツ準優勝、2004年夏の甲子園ベスト8進出と、名門の要としてチームを牽引しました。日本体育大学へ進学後も捕手としてプレーを続け、卒業後は指導者の道を歩み始めます。
大学卒業後に神奈川県立白山高校の指導者へ就任すると、当時無名に近かった公立校を熱心な指導で急成長させました。2018年夏の神奈川大会では、並み居る強豪を破って同校史上初の神奈川県大会ベスト8へ導き、「公立の星」「ミラクル白山」として全国的な注目を集めました。この育成力と統率力が高く評価され、名門再建を託される形で2026年4月、横浜高校の監督に電撃就任しました。