日本特殊陶業市民会館のメインホールであるフォレストホールは、総席数2,291席を誇る大型多目的ホールです。1階席から4階席(3階・4階は一部バルコニー形状)まで立体的に配置された重厚なシアター構造が特徴で、全国ツアーの名古屋公演や大型ミュージカルの定番拠点として親しまれています。
1階席(1,446席)は前後に適度な勾配がつけられており、前方列(1〜10列目付近)はアーティストの表情や息遣いまで鮮明に肉眼で捉えられます。ただし、通路を挟んだ中盤(15列目以降)から後方にかけては傾斜が緩やかなエリアもあるため、前の座席に座る人の座高によってはステージ中央の視界がやや遮られるケースもあります。視覚的な快適さを求めるなら、15〜22列目のセンターブロックがステージ全体を見渡すベストポジションです。
2階席・3階席・4階席はすり鉢状に角度が急になっており、「高さはあるものの、ステージまでの見晴らしが良好で視界が開けている」という評価が多く見られます。特に2階席前列は、手すりによる視界遮蔽が最小限に抑えられており、フォーメーションダンスや舞台全体の照明演出を俯瞰するのに絶好の席種です。一方で、3階席・4階席後方になるとステージ上の人物がかなり小さく見えるため、表情までしっかり追いたい場合は倍率8〜10倍程度の防振双眼鏡を持参するのが鉄則です。