高嶋ちさ子さんの父である高島弘之さんは、日本の音楽史を語る上で欠かせない伝説的プロデューサーです。東芝音楽工業(後の東芝EMI)時代、当時まだ無名に近かったザ・ビートルズを日本に紹介し、社会現象を巻き起こした仕掛け人として知られています。
『抱きしめたい』『ノルウェーの森』など、独創的な邦題を次々と考案して大ヒットへと導いたプロデュース能力と突破力は、現在のちさ子さんのコンサート演出やセルフブランディングに色濃く受け継がれています。
90歳を超えてなお矍鑠(かくしゃく)としてメディアに登場する弘之さんと、毒舌を交えながらも父親を心から敬愛するちさ子さんの軽妙なやり取りは、現在の高嶋家における象徴的な名物風景となっています。