本田の視線は常に日本国外を向いている。彼の投資ファンドである「KSK Angel Fund」は、シリコンバレーをはじめとする世界の最先端スタートアップへいち早く投資を行ってきた。日本国内の市場だけに依存することの危険性を、彼は誰よりも理解している。
「日本だけで勝っても意味がない」。これが彼の口癖だ。言語の壁や文化の違いを恐れず、泥臭く現地に足を運ぶスタイルは、サッカー選手時代と何ら変わらない。そのグローバルなネットワークと行動力こそが、他の日本のベンチャーキャピタルとの決定的な違いを生み出している。