このトレンドにおいて特に顕著なのが、10代から20代の若い男性による投稿の多さだ。ジェンダー平等の意識が高まる一方で、現実の社会規範において「男は強くあるべき」「弱音を吐くのは格好悪い」という伝統的な男性観は依然として根強い。
ストレートに「助けてほしい」「辛い」と言えない男性たちにとって、アニメのセリフを借りた「最低 だ 俺 っ て」という表現は、プライドを保ったまま吐き出せる唯一のSOSなのだ。冗談めかして言うことで、もし拒絶されても「ただのネタだから」と言い訳ができる。彼らにとってSNSは、傷つかずに弱音を吐くための防空壕なのかもしれない。