2005年版の『ドラゴン桜』において、長澤まさみさんが演じた水野直美は、小料理屋を営む母親と二人暮らしで、将来への希望を見出せない典型的な「どこにでもいる高校生」でした。偏差値36の龍山高校から東京大学を目指す「特進クラス」の初期メンバーとして、桜木建二(阿部寛さん)の型破りな指導法に反発しながらも、次第に学ぶ喜びと自立心に目覚めていく姿は視聴者の強い共感を呼びました。
そして2026年の第2シリーズでは、桜木法律事務所に所属する弁護士・水野直美として登場。かつての教え子が、今度は生徒たちを導く「東大専科」の共同指導者として教壇に立つ構図は、長年のドラマファンを大いに沸かせました。単なるサポート役に留まらず、桜木の過激な言動をいさめつつ、迷える令和の生徒たちの心に最も近い距離で寄り添うメンターとしての役割を完璧に体現したのです。