グローバル企業がいかにして太字数字を戦略的に利用しているか、その最先端の事例がNetflixにある。
Netflixは自社独自のカスタムフォント「Netflix Sans」を展開し、アプリ内の「今日の映画TOP 10」などのランキング表示において、巨大で太い独自の数字デザインを採用した。画面いっぱいに配置された太字の1から10までの数値は、作品サムネイルと重なり合いながらも圧倒的な存在感を放ち、エンターテインメントの高揚感を高めている。これは単なる文字ではなく、強力なグラフィック要素として機能している典型例だ。
このように、Monotypeなどの老舗タイプファウンドリーとタッグを組み、自社専用の太字数字をデザインする企業がグローバルで相次いでいる。独自の数字フォントは、ロゴマーク以上に顧客の記憶に残るアイデンティティとなり得るのだ。