インテリア業界において、壁面活用のアプローチはここ数年で大きく変容した。床に家具を置く従来のスタイルから、空間の垂直面を有効活用する「浮かせる収納」へのシフトが鮮明だ。その中心に君臨するのがイケアのSKÅDIS(スコーディス)である。楕円形の角丸孔が美しく配置された独特のプレートは、無骨になりがちな従来の有孔ボードとは一線を画す。
専用のクリップ、ラック、シェルフ、弾性コードなどのアクセサリ群が非常に充実しており、工具やステーショナリー、観葉植物に至るまで自由自在にレイアウト変更が可能だ。シンプルながら計算し尽くされたモジュール設計が、国境を越えて選ばれ続ける最大の理由といえる。