黒島結菜のキャリアにおいて、明確なターニングポイントとなったのが映画『明け方の若者たち』です。北村匠海演じる主人公が恋に落ちる「彼女」役を務めた黒島は、これまでの明るく快活な少女像を脱ぎ捨て、謎めいた大人の女性を見事に体現しました。
劇中では、主人公との距離が急速に縮まる過程で息をのむような濃厚なキスシーンや、素肌の美しさが際立つベッドシーンが描かれています。露骨な肌の露出ではなく、背中のラインや艶やかな表情、リアルな息遣いを通じて男女の親密さを表現する演出が採用されており、その完成度の高さが観客に強烈なインパクトを残しました。
映画ライターの間でも「彼女の女優としての覚悟を感じる名シーン」と高く評価され、単なる露出目当てではない本格的なラブシーンとして作品の質を一段引き上げています。体当たりの演技が観客の心を掴んだからこそ、過激なシーンとして強い記憶に刻まれました。