Yahoo!知恵袋やSNSなどのネットコミュニティでは、「志望動機をほとんど聞かれず雑談だけで終わった」「真顔で淡々と質問されて手応えがなかった」という不安の声が後を絶ちません。しかし、実際の採用結果を追跡すると、こうしたケースでも合格を勝ち取っている求職者は大勢います。
まず、面接で雑談ばかりだったのに採用される理由として、接客業やサービス業を中心とした「人柄・コミュニケーション能力のチェック」が挙げられます。履歴書に書かれた経歴や志望動機よりも、自然な会話のキャッチボールができるか、笑顔で受け答えができるかといった対人スキルを重視する面接官は少なくありません。雑談が盛り上がったということは、職場の雰囲気に馴染めると判断された証拠でもあります。
一方で、バイト面接で手応えなしと感じたのに合格するパターンは、募集ポジションが厨房や倉庫内軽作業、データ入力などのバックオフィス業務である場合に多く見られます。業務の性質上、重視されるのは愛想の良さよりも「欠勤せずシフト通りに来てくれるか」「指示を正確に理解できるか」という実務遂行力です。面接官が終始ビジネスライクであっても、条件さえ合致していれば淡々と採用が決まるのが実情です。