高校女子テニスで卓越した実績を残した選手たちにとって、卒業後の選択肢はかつてないほど広がっています。女子テニス名門高校進路の動向を探ると、大きく分けて「プロフェッショナルへの転向」「国内有力大学への進学」「アメリカの大学(NCAA)への留学」という3つの主要ルートが存在します。
ジュニア時代から国際大会で実績を積み、高校在学中からツアー下部大会に挑戦していたトップ選手の一部は、卒業と同時にプロ登録を行い、WTAツアーや国内実業団を拠点に世界を目指します。一方で、近年急速に増加しているのが大学進学を通じた着実なステップアップです。関東・関西の大学テニス1部リーグに所属する早稲田大学、慶應義塾大学、筑波大学、関西学院大学といった名門校へスポーツ推薦等で進学し、インカレ制覇や全日本選手権での活躍を狙う道が確固たる地位を築いています。
さらに見逃せないのが、米国の大学へフルスカラシップ(返済不要の奨学金)を得て留学するケースの増加です。高い競技力と英語力を身につけ、文武両道を極めながら国際色豊かな環境でプロを目指す選択肢は、選手たちの将来設計において有力なトレンドとして定着しています。