検索エンジンでブランド名を調べると上位に浮上する「痛い」「おばさん」といったネガティブな関連ワード。ファッションジャーナリストとして市場動向とユーザー層を検証したところ、これらはブランド自体の問題ではなく、アイテム選びとスタイリングのギャップから生じる誤解であることが判明しました。
ブランドが設定するコアターゲットは18歳〜25歳の女子大生・若手社会人です。そのため、店頭にはミニ丈のプリーツスカートや大きめの襟が付いたブラウスなど、ガーリー全開のアイテムも多く並びます。これらを頭から足元までそのまま全身で揃えてしまうと、20代後半以降の女性が着用した際に「若作り感」や違和感を与えてしまうリスクがあります。
しかし近年のナイスクラップは、ロング丈のマーメイドシルエットや落ち感のある上質な生地を採用したアイテムラインナップを大幅に拡充しています。シックなモノトーンカラーやニュアンスベージュを選び、シンプルなジャケットやスラックスと組み合わせる「大人の引き算コーデ」を実践すれば、20代後半から30代・40代の女性でも上品に着こなすことが可能です。「痛い」と言われる要因は年齢そのものではなく、全体のバランス調整にあると言えます。