スコアメイクの鍵を握るのは、時間帯によって表情を激変させる淀川からの風だ。午前中は穏やかだった風が、正午を境に急激なアゲンストやサイクロン状の突風へと化す。ここで漫然とフルショットを重ねれば、簡単にスコアは崩壊する。
特に難所となるアウトコースのロングホールでは、ティーショットの落とし所が極めて狭い。風下へ流されるリスクを計算し、あえてドライバーを握らず3番ウッドやユーティリティでフェアウェイ中央を刻む勇気が求められる。グリーン手前に口を開けるバンカーを避け、ピンの手前数ヤードに低弾道で落とすランニングアプローチこそが、高槻でパーセーブを量産するための絶対条件だ。フラットに見えるグリーンにも微細な芝目と傾斜が潜んでおり、カップ奥からの下りパットは想像以上にデリケートなタッチを要する。