本家が消弾した今、ファンの熱意は「あの味をどうにかして味わいたい」という探求へと向かっています。現在駄菓子売り場で流通している代表的な梅ジャムの代替品として挙げられるのが、株式会社港常(ミナツネ)などが展開する商品群です。
ミナツネの梅ジャムは、アンズ果肉などをブレンドしたまろやかな甘酸っぱさが特徴で、こちらも長い歴史を持つ銘品ですが、梅の花本舗の「舌に突き刺さるような梅本来の酸味」とは異なる個性を持っています。そのため、SNSや料理投稿サイトでは元祖の味を追い求める熱心なファンによるレシピ再現が盛んに行われています。
市販の練り梅(塩分控えめのもの)をベースに、水飴、りんごジャム、少量の小麦粉(またはコーンスターチ)、そして赤色着色料を微量加えて弱火で練り上げることで、梅の花本舗特有の「重みのあるとろみと強烈な甘酸っぱさ」を家庭でかなり近いレベルまで引き出せることが知られています。