ハッチの圧倒的な技術力の源流は、110年前に護廷十三隊の鬼道衆副鬼道長を務めていた過去にあります。当時の上司であり師匠格にあたるのが、大鬼道長であった握菱鉄裁です。
鬼道衆のツートップとして屍魂界(ソウル・ササエティ)の結界や禁術を統括していた2人の実力は折り紙付きでした。しかし、藍染惣右介が仕掛けた「虚化の実験」の被害者となった平子真子たちを救うため、鉄裁とともに禁忌とされる時空間停止や空間転移の鬼道を行使。中央四十六室から重罪人と見なされ、浦原喜助や四楓院夜一の手引きで現世へと逃亡することになりました。
この過去があるからこそ、ハッチは死神としての地位を失った後も誇りを失わず、現世の隠れ家や結界を100年以上にわたり維持し続けることができたのです。