2026年の導入以来、段階的に拡大されてきた変動価格制(ダイナミックプライシング)は、2026年の現在、完全に定着した。しかしその価格差は開く一方だ。最安値が設定される平日閑散期と、最高値が適用される連休やイベント初日とでは、1枚あたり数千円もの開きが生じている。
運営側の狙いは明白だ。特定の日への入場集中を抑え、パーク内の快適性を高めること。混雑による顧客満足度の低下を防ぐ意味では一定の成果を上げている。だが、学校の休みに合わせてしか訪れることができないファミリー層にとっては、この差額は重い。「安く楽しむ平日」と「高額な休日」という構造的な分断は、来園者の行動パターンを根底から変えつつある。