「フリー」という言葉の甘い響きには、常に法的リスクが潜んでいる。ロイヤリティフリーは「著作権の放棄」を意味しない。著作者人格権はクリエイターの手元に残り続けており、利用規約で定められた用途を逸脱した瞬間に権利侵害となる。
近年特に注意すべきは、AI学習への利用制限や、グッズ化などの二次利用に関するガイドラインの厳格化だ。配布元が個人のポートフォリオサイトなのか、ストック素材サービスなのかによっても条件は一変する。クレジット表記の要否、加工の可否、商用利用の定義。これらを利用前に数分かけて確認する慎重さこそが、アカウントの寿命を決定づける。