いざ撮影というタイミングでストレージが一杯になったり、意図しないHDR撮影で色味が変化してしまったりするトラブルは後を絶たない。事前にカメラ設定を制御する裏ワザを知っておくだけで、こうした事故は劇的に減らせる。
一つ目のテクニックは、「設定の保持」機能を活用することだ。「設定」>「カメラ」>「設定を保持」と進み、「明暗補正」や「ビデオ撮影」のトグルをオンにしておく。これにより、アプリを起動し直すたびにHDRや高レート撮影が勝手に有効化される事態を防げる。
二つ目は、撮影前のストレージ事前見積もりだ。ProResや4K 60fpsといった高画質モードを選択すると、撮影可能時間が画面上に自動計算されて表示される。アイコンの横に出る残時間表示を見逃さず、長時間のイベント撮影前には解像度をあえて下げる柔軟性が求められる。
プロの撮影現場では、あえてiCloud写真を一時的にオフにし、有線接続で外部ストレージへ直接データを転送する運用も行われている。予期せぬクラウド同期による遅延を物理的にシャットアウトするプロならではのテクニックだ。