帰国後、本格的にファッションモデルとしての活動を開始した平子理沙は、1990年代の二大赤文字系雑誌『JJ』および『ViVi』の看板モデルとして一世を風靡します。
当時の『JJ』では清楚なお嬢様スタイルを披露し、『ViVi』ではLA仕込みのエッジの効いたカジュアルやセクシー路線を完璧に着こなし、同世代の女性読者から絶大な支持を獲得しました。
しかし、彼女の真の伝説は30代後半から40代にかけて訪れます。女性誌『sweet』のカバーガールを務めると、ふんわりとした前髪にぽってりとした唇、ガーリーな洋服をまとう「大人かわいい」スタイルが大爆発。出版業界で「アラフォーの星」と称され、彼女がプロデュースするコスメや写真集、着用したドレスは即座に完売するなど社会現象を巻き起こしました。年齢に縛られず、自分の好きな可愛いカルチャーを貫く姿勢は、日本の大人女子の生き方を大きく塗り替えたのです。