彼を唯一無二のギャグアイコンへ昇華させたのは、あまりにも極端な条件反射だ。身を守る武器やミリタリー用品が手元からなくなると、途端に腰が引けた弱小男へと転落する。さらに重度の女性恐怖症というトラウマを抱え、女性に話しかけられただけで怯え、物陰に隠れて震える始末だった。
ところが、銃やナイフ、果てはミリタリーテイストの小物ひとつでも握りしめた瞬間、目は血走り、狂気の戦士へ覚醒する。「ウオオオーッ!」という叫びとともに周囲を破壊し尽くす暴走ぶりは、主人公・両津勘吉すら一目置くレベルの危険度だった。この計算し尽くされたギャップこそが、爆笑を生む絶対パターンだった。