現在、シーンを牽引しているのは大きく分けて静岡市エリアと浜松市エリアの2大激戦区だ。
静岡駅近くの隠れ家店舗では、有機トウモロコシを石臼で挽く「ニシュタマル」の伝統製法にこだわる。自家製トルティーヤに煮込んだ静岡産黒毛和牛と濃厚なアボカドペーストをのせたタコスは、一口食べた瞬間に肉汁と香ばしさが口いっぱいに広がる。一方、浜松エリアではアメリカ西海岸スタイルのタコスが独自の発達を遂げ、スパイスの効いたポークタコスが人気を博している。
どちらのエリアも、従来の「タコス=チープなスナック」という概念を完全に覆している。