日本型雇用の限界と激変シナリオ:濱口克己が鋭く突く労働の最前線

日本型雇用の限界と激変シナリオ:濱口克己が鋭く突く労働の最前線

日本型雇用の限界と激変シナリオ:濱口克己が鋭く突く労働の最前線に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

では、日本は明日から欧米のような純粋な「ジョブ型社会」へ移行できるのだろうか。答えは否である。職務が消滅すれば即座に解雇されるという「本物のジョブ型」を導入するには、労働市場における労働力の流動性と、十分な社会保障のセーフティネットが不可欠だからだ。

解雇規制を維持したまま上辺だけジョブ型を導入しようとすれば、単なる賃金カットの手段として悪用される危険性すらある。私たちが目指すべき現実解は、従来のメンバーシップ型が持つ雇用安定の利点を生かしつつ、職務や勤務地を明確にする「限定正社員」などの柔軟な中間モデルの確立だ。激変する時代のなかで、企業と個人が対等な関係を結び直すことができるか。2026年、日本の働き方は決定的な岐路に立たされている。 (出典: 濱口 克己(Yahoo!ニュース))

山口 彩花
Author

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。