独自の占い手法である六星占術を提唱し、一大ブームを巻き起こした彼女の存在感は唯一無二だった。金星人や土星人、大殺界といった言葉は瞬く間に流行語となり、老若男女が自らの運勢に一喜一憂した時代がある。バラエティ番組に君臨した彼女は、従来の「優しく背中を押す占い師」のイメージを完璧に打ち砕いた。
ズバズバと相手の弱点や私生活の陰りに切り込み、容赦ない言葉を浴びせるスタイルは視聴者の心を掴んで離さなかった。スタジオの出演者が言葉を失う中で提示される六星占術のデータは、怪しくも説得力に満ちており、テレビ画面の前にくぎ付けになる人々が続出したのだ。