全国に点在する森の駅のなかでも、圧倒的な景観美と洗練された施設内容で支持を集める代表的な拠点を紹介します。
富士山の圧倒的なパノラマを目前に望む「森の駅 富士山(水ヶ塚公園)」(静岡県裾野市)は、標高1,450メートルに位置する屈指のフラッグシップ施設です。富士山スカイライン沿いにあり、夏季のマイカー規制時には富士宮口五合目へ向かうシャトルバスの発着拠点としても機能します。建築家が手がけた木造のモダンな館内からは、宝永火口を間近に見上げる絶景が広がり、展望レストランや登山情報ラウンジも完備されています。
西日本エリアでは、鳥取県智頭町の「森の駅 タルマーリー」が注目を集めています。保育園の旧園舎をリノベーションした複合施設で、野生の天然酵母と地元産小麦を使った薪窯パン、清らかな湧水で仕込むクラフトビールを提供。里山の生態系と共生する持続可能なライフスタイルを体感できる拠点として、全国からファンが訪れています。
さらに、長野県八ヶ岳山麓の広大な自然公園に隣接する「森の駅 富士見・八ヶ岳森林文化園」や、やまがた百名山の懐に抱かれた山形県小国町の「森の駅 どんぐり村」など、地域固有の植生や地勢を活かした個性豊かな施設が全国各地で展開されています。