渡航を検討する旅行者やダイバーにとって、最も気になるのが現地の安全性です。パプアニューギニア・ニューブリテン島の現在の治安は、首都ポートモレスビーのような凶悪犯罪の多発地帯と比較すると、地方特有の穏やかさがあり全般的に落ち着いた傾向にあります。
日本の外務省海外安全情報では依然として注意喚起(危険レベル2:不要不急の渡航自粛〜レベル1:十分注意)が出されているものの、観光の拠点となるココポ周辺のリゾートエリアでは強固なセキュリティ体制が敷かれています。ただし、夜間の単独歩行を避ける、信頼できる公認ツアーガイドを必ず手配する、地元民の集落(ビレッジ)へ立ち入る際は事前の許可を得るといった基本的なリスク管理は2026年現在も不可欠です。
一方で、ニューブリテン島の観光・ダイビングは世界中のトラベラーを魅了し続けています。透明度30メートルを超えるクリスタルブルーの海には手つかずのサンゴ礁が広がり、ギンガメアジの巨大なトルネードやウミガメ、イルカとの遭遇率が極めて高いことで知られます。さらに、海底に沈む零戦や沈船を探索する「レック(沈船・沈機)ダイビング」は、この島でしか味わえない世界的名所として高い人気を誇っています。