現在、多くのデジタル絵描きが愛用している2大ペイントツールであるCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)とibisPaint(アイビスペイント)。両ツールにおける加算発光レイヤー瞳の重ね方を、具体的なステップで解説します。
デジタル環境での目ハイライト入れ方における最大の鉄則は、「発光レイヤーを1枚で完結させない」ことです。以下の3ステップを踏むことで、プロが描くような発光感が手に入ります。
ステップ1:下層の環境光グロー(広範囲の柔らかな光)
クリスタ目の塗り方では「エアブラシ(柔らか)」、アイビスペイント目キラキラ作成時は「エアブラシ(台形60%)」を選択。発光(加算)レイヤーを作成し、不透明度を30〜40%に設定して、瞳の下半分へふわりと温かみのある高彩度カラーを乗せます。
ステップ2:中層のシャープな光彩(形状を持った光)
通常レイヤーまたはスクリーンレイヤーで、瞳孔の周りに三日月型やダイヤモンド型のスリットを入れます。この際、消しゴムツールの「ソフト」を使い、スリットの端を部分的にフェードアウトさせることで、液体のような潤い感が生まれます。
ステップ3:最上層のメインハイライト(鋭い光源)
瞳レイヤーフォルダの一番上(線画よりも上)に新規レイヤーを作成し、純白に近いわずかに色味の乗ったトーンで主光源のハイライトを入れます。ここで周囲にわずかな色にじみ(色収差やエアブラシによるグロー)を10%程度加えると、光が瞳から溢れ出ているようなドラマチックな効果が得られます。