清風高校バレー部の強さを下支えしているのが、質の高いスカウティングと中高の連携体制です。主力メンバーの出身中学を調査すると、昇陽中学校やパンサーズジュニアなど近畿圏屈指の強豪クラブチーム・中学校出身者だけでなく、大阪府内や兵庫・奈良・和歌山・滋賀の公立中学で頭角を現したダイヤの原石たちが多数集まっています。
清風高校のスカウティングは、単に「中学時点で完成された大型選手」だけを集めるスタイルではありません。ボールコントロールの柔軟性やバレーボールに対する向上心、そして清風の厳しい生活規律に適応できる人間性を重視してスカウティングが行われています。中学時代には全国的な知名度がなかった選手であっても、清風入学後の3年間でフィジカルと戦術理解度を劇的に向上させ、高校トップレベルのプレーヤーへと覚醒する事例が後を絶ちません。
また、清風中学校からの内部進学組と高校からのスポーツ推薦組が絶妙に融合している点も特徴です。長年培われた清風のバレーボール哲学を深く理解している内部進学組と、府外・他クラブから刺激を持ち込む外部生が切磋琢磨することで、学年が上がるごとにチームとしての結束力が高まる好循環が生まれています。