彼の国際的な評価を不動のものにしたのが、フランス・日本・アメリカの3か国による共同制作ドラマ『神の雫/Drops of God』である。世界的ヒット漫画を基盤に大胆な再構築が施された本作は、Apple TV+でグローバル配信され、国際的なクリエイター陣から絶賛を浴びた。
山下が演じた遠峰一青(とおみね いっせい)は、完璧主義の陰に葛藤を抱える若きワイン評論家。日仏英の3言語が飛び交う過酷な現場で、複雑な内面を静謐かつ重厚に演じ切った。この作品の成功により、欧米の映画業界でも「主役を張れるアジア人俳優」としての確固たる地位を勝ち取ることとなった。