「月曜日の会議を『今週の初日』と思って準備していたら、日曜始まりの手帳を使っている上司と締め切りの認識がズレていた」——都内のIT企業に勤める30代のプロジェクトマネージャーは溜め息をつく。このような行き違いは、決して珍しい話ではない。
日本国内で流通している紙のカレンダーや手帳を見ると、日曜日を左端に配置した商品と、月曜日を起点にした商品がほぼ均衡して棚に並んでいる。生活者の感覚としても、「週末の終わり=日曜日」と捉える労働感と、「カレンダーの一番左=日曜日」という視覚的慣習が複雑に交錯しているのが現実だ。