激しさを増す百円ショップ業界において、台所用品コーナーは各社の開発力が最も色濃く現れる主戦場だ。業界最大手であるダイソー(株式会社大創産業)は、圧倒的なスケールメリットを活かした豊富なサイズ展開と高機能なラインナップで他を圧倒する。深型から浅型、取っ手付きやフタ兼受け皿付きまで、あらゆるニーズをカバーする網羅性が特徴だ。
一方、デザイン性と暮らしへの馴染みやすさで独自の地位を築くセリア(株式会社セリア)は、シンプルかつ洗練されたフォルムの茶こしを得意とする。マットな質感や無駄を省いた美しいシルエットは、オープンキッチンやナチュラルインテリアを好む層から絶大な支持を得ている。そしてキャンドゥ(株式会社キャンドゥ)は、ユーザー目線のアイデア商品をタイムリーに投入。1台で粉ふるいとしても活用できる多機能型や、省スペース収納が叶う折りたたみ式など、日常のちょっとした不満を解消する隠れた名品を連発している。