「時間がない朝こそ、水とドライヤーの基本に立ち返るべきだ」。現場のスタイリストは口を揃えます。寝癖がついたままの髪にいきなり熱を加えるのは、スタイリングの持ちを最悪にする最大の要因です。まずは前髪の根元を水でしっかりと濡らし、生え癖をリセットすること。これが全体の8割を左右します。
指先で地肌を左右に優しく擦りながら、温風を上から下に向かって当てる。このわずか60秒の根元ブローこそが、1日中割れない前髪の土台を作ります。毛先を動かす前に根元の立ち上がりと流れを固定する——この基本プロセスさえ押さえれば、続くアイロン作業はほんの数十秒で完了します。