時計の針を2013年5月へと巻き戻します。福岡市博多区の大型複合商業施設「博多リバレイン」の屋外特設ステージで開催された催事において、その歴史的な1枚は撮影されました。初夏の爽やかな日差しが差し込む中、ステージ上で軽快なダンスパフォーマンスを披露していたのが、当時14歳の中学3年生だった橋本環奈です。
当時、福岡を中心に活動していた彼女を応援していたファンの1人(アマチュアの奇跡の一枚 撮影者)が、シャッターを切ったその瞬間、奇跡的な構図が完成しました。風になびく黒髪、ライトブラウンに輝く澄んだ瞳、宙を舞う軽やかなステップ、そして一切の作為を感じさせない無垢な笑顔。カメラマンの腕と偶然の光の加減、そして何より本人が放つ天性の輝きが完璧にシンクロした瞬間でした。
この写真が撮影者のブログやファンコミュニティ、SNSへとアップロードされると、その圧倒的なビジュアルの完成度にネットユーザーが騒然。「天使すぎる」「二次元から飛び出してきたような美少女」とまたたく間に評判が広がり、ネット掲示板「2ちゃんねる」やTwitter(現X)で爆発的な拡散を記録しました。これが、日本中を席巻することになる橋本環奈の奇跡の一枚の誕生の瞬間です。