転機は米国のマーケティング界の巨匠、ダン・ケネディの著作との出会いだった。
ダン・ケネディはダイレクトレスポンスマーケティングの権威として知られる。彼の手法は単なる広告理論ではない。顧客心理を深く理解し、測定可能な結果を生み出すシステムだ。小川はこの手法に衝撃を受けた。日本市場にこそ、この戦略が必要だと確信したのだ。
2006年、ダイレクト出版株式会社を設立。当初は一人での船出だった。オフィスも持たず、自宅からメールマーケティングを展開する日々。しかし彼には明確なビジョンがあった。「知識と情報に適正な価値を与える」というミッションだ。