基本の刺し方は「×」を規則的に並べるだけ。単純な動作の繰り返しです。しかし美しく仕上げるにはいくつかのポイントがあります。
刺し始めは糸端を布の裏側で2cm程度残し、最初の数針で糸端を巻き込みながら刺します。玉結びは使いません。裏側がごろごろすると、ワッペンとして縫い付けたときに違和感が出るためです。
刺す方向を揃える重要性
すべての×印の上糸を同じ方向に揃えることで、光の反射が均一になります。左下から右上へ刺してから、右下から左上へ刺すパターンを徹底します。方向が混在すると、同じ色でもまだらに見えてしまいます。
糸の引き加減も均一に。きつすぎると布が引きつり、緩すぎると糸がたるみます。適度なテンションは経験で体得していきます。10〜15分刺したら、少し離れて全体を確認する習慣をつけると歪みに早く気づけます。