難病を克服して高校に進学した芳根京子は、高校1年生の時に友達と訪れた上地雄輔のライブ会場でスカウトされ、芸能界への第一歩を踏み出します。当初は芸能界に強い執着を持っていたわけではありませんでしたが、実家の苦労や自らの闘病経験を通じて培われた「何事にも全力で挑戦する精神」が、彼女の才能を開花させました。
数々のオーディションに挑戦しては合格を勝ち取り、「オーディション荒らし」と呼ばれるほどの実力を見せつけた彼女は、2016年のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でヒロインに抜擢されます。その後も日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、若手実力派から日本を代表するトップ女優へと登り詰めました。
彼女が演じる役に宿る飾らないリアリティや深い人間味は、裕福な時代と苦境の時代の双方を知る豊かな人生経験から生み出されていると言えます。