復権を果たした爆笑問題が主戦場としたのは、時事問題を切り取る生放送番組と、本音を爆発させるラジオ空間だった。特にTBSテレビ系列で毎週日曜朝に放送される『サンデー・ジャポン』は、政治・社会問題から芸能スキャンダルまでを太田光独特の視点で切り込み、日曜昼の言論空間を長年にわたりリードし続けている。
一方で、深夜ラジオの金字塔である『爆笑問題カーボーイ』では、地上波テレビでは到底言えないような毒舌や、リスナーとの濃密なやり取りを展開。鋭い社会批評とくだらないナンセンスギャグを行き来する太田光のフリートークは、深夜ラジオ文化の象徴として今なお根強い支持を集める。彼らにとって「漫才」と「トーク」は、どんなにポジションが上がろうとも手放さない武器なのだ。