2010年代以降、DJ KOOはバラエティ番組の寵児となった。言葉の言い間違いや、突飛な行動でスタジオを爆笑の渦に巻き込む姿は、かつての「クールなDJ」のイメージとは真逆だ。これを「キャラ作り」と疑う声もあるが、実際は少し違う。
彼は常に「目の前の人を楽しませたい」というエンターテイナー精神の塊なのだ。DJの役割とは、フロアの客を躍らせ、笑顔にすること。テレビという巨大なフロアにおいて、彼はただ「視聴者を盛り上げるためのプレイ」をしているに過ぎない。若い頃に培ったプロ意識が、形を変えてバラエティで開花した結果と言えるだろう。