SNSやネット掲示板には、裏社会に関する真偽不明のスクープや噂が日々飛び交っている。「〇〇組が解散か」「幹部が潜伏中」といったセンセーショナルな情報が拡散され、閲覧数目的のフェイクニュースが蔓延する現状は深刻だ。過度な煽りは世論を歪め、不要な社会的不安を増幅させる。
ここで問われるのが、ファクトに基づいた報道ジャーナリズムのプライドである。地下に潜る犯罪組織の実態を追うには、警察発表の垂れ流しではなく、現地に足を踏み入れた地道な現場取材と裏付けが不可欠だ。噂の真実を暴き、治安の現状と社会構造の問題点を客観的に伝える姿勢こそが求められている。