京都・高雄の神護寺が魅了する理由|空海と国宝の真相から石段攻略まで

京都・高雄の神護寺が魅了する理由|空海と国宝の真相から石段攻略まで

京都・高雄の神護寺が魅了する理由|空海と国宝の真相から石段攻略までの全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

境内最奥の地蔵院前、視界が大きく開けた展望広場に立つと、眼下に深い渓谷「錦雲渓(きんうんけい)」が広がります。ここが、日本における「かわらけ投げ」発祥の地とされる名所です。

かわらけ投げとは、素焼きの小さなお皿(かわらけ)に自らの厄や悩みを託し、渓谷の谷底へ向かって力いっぱい投げ飛ばす厄除けの儀式です。単なる観光アトラクションではなく、手放したい厄災を物質に転写して風に乗せて消滅させるという、古来の呪術的・心理的浄化作用(カタルシス)を現代に伝えています。

投げる際の作法としては、まず売店でかわらけ(通常2〜3枚1組で数百円程度)を授かります。広場の柵の前に立ち、皿のくぼみに親指を添え、フリスビーのように手首のスナップを利かせて水平気味に放つのが、遠くへ美しく滑空させるコツです。谷底の木々を越えて風に乗り、白い軌跡を描いて吸い込まれていく様子を眺めるだけで、日頃のストレスや鬱屈した気分が晴れ渡るような爽快感が味わえます。

また、境内では「薬師如来」や「弘法大師」の力強い墨書が記された御朱印をいただくことができ、参拝の証として集印帳を携えた参拝者からも高い評価を得ています。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。