彼女の凄みは、現代劇の悪女にとどまらない。大河ドラマ『国盗り物語』で見せた濃姫役では、戦国の乱世を生き抜く武家の女性の凛とした覚悟と情愛を見事に具現化し、時代劇の分野でも確固たる地位を築いた。
さらに、社会派ドラマの名作『白い巨塔』(1978年版)では、主人公・財前五郎の妻・冴子を熱演。野心に憑りつかれた夫を支えつつも、どこか冷めた知性を漂わせる複雑な心理描写は、テレビドラマの歴史に深く刻まれている。作品ごとに全く異なる顔を見せるその変幻自在な表現力こそ、彼女が一流であり続けた最大の理由だ。
彼女の凄みは、現代劇の悪女にとどまらない。大河ドラマ『国盗り物語』で見せた濃姫役では、戦国の乱世を生き抜く武家の女性の凛とした覚悟と情愛を見事に具現化し、時代劇の分野でも確固たる地位を築いた。
さらに、社会派ドラマの名作『白い巨塔』(1978年版)では、主人公・財前五郎の妻・冴子を熱演。野心に憑りつかれた夫を支えつつも、どこか冷めた知性を漂わせる複雑な心理描写は、テレビドラマの歴史に深く刻まれている。作品ごとに全く異なる顔を見せるその変幻自在な表現力こそ、彼女が一流であり続けた最大の理由だ。