竜介さんが倒れて意識不明の重体となった報せを受けた際、相方だった島田紳助さんは大きな衝撃を受けました。多忙なレギュラー番組の合間を縫って病院へ駆けつけ、病室のベッドに横たわる竜介さんの手を握り締めながら、「竜介、起きろ!」「また一緒にやろうや」と何度も必死に呼びかけ続けたといいます。
その願いも虚しく竜介さんが息を引き取った後、大阪市内で営まれた通夜・告別式には、多くの芸能関係者や芸人仲間、ファンが参列しました。式場に現れた紳助さんは憔悴しきった様子で、終始あふれる涙を抑えることができませんでした。
出棺の際、紳助さんは棺の前に歩み寄り、「竜介がおらんかったら、今の俺は絶対におらんかった。竜介が相方になってくれたから、俺は芸人として世に出られたんや」と号泣しながら感謝と別れの言葉を絞り出しました。棺にすがりついて相棒の亡骸に語りかけるその姿は、参列者の涙を誘い、昭和から平成のお笑い史に残る痛切な名場面として深く刻まれています。