彼女の知名度を一気に全国区へと押し上げたのが、1998年にフジテレビ系列で放送されたドラマ『神様、もう少しだけ』だ。金城武演じる天才音楽プロデューサーと、HIVに感染してしまう女子高生の切ない恋を描いたこの作品は、最高視聴率28.3%を記録する社会現象となった。
当時わずか15歳だった深田恭子は、過酷な運命に翻弄されながらも真っ直ぐに愛を貫くヒロイン・叶野かをりを体当たりで熱演。重厚なテーマを見事に演じきり、日本のテレビドラマ業界における若手トップ女優としての地位を一気に確立させた。当時の青く甘酸っぱい青春ドラマの枠を超えた真に迫る演技は、今なお語り草となっている。