1979年に現在へ続くテレビアニメシリーズが本格スタートした際、放送を担当するテレビ朝日と制作を手がけるシンエイ動画のスタッフ陣は、一つの大きな決断を下した。それが、アニメ版における学年を「小学5年生」に統一することだった。
10歳から11歳にあたる小学5年生という時期は、まだ幼さや甘えを残しつつも、少しずつ反抗期や自立心が芽生え始める非常にドラマチックな年齢である。シンエイ動画のクリエイターたちは、学年別雑誌で多岐にわたっていた原作エピソードを再構成し、アニメ版における揺るぎないアイデンティティを確立した。