フラジオの成否は、使用している道具(セッティング)にも半分以上依存している。特に2026年現在のギア選びにおいて、フラジオの鳴らしやすさは重要な選定基準となっている。
マウスピースの「バッフル(天井の高さ)」が高いハイバッフル仕様のモデル(例えばダダリオのジャズモデルや、メイヤーのカスタム系、ビーチラーなど)は、空気のスピードが上がりやすくフラジオが圧倒的に出しやすい。逆に、クラシック向けのローバッフル・極小オープニングのマウスピースでは、相応のヴォイシング技術が必要となる。
また、リードの硬さも決定的な要素だ。柔らかすぎるリード(2.0や2.5の薄いもの)は、高音域で息を入れた際にリードがマウスピースの先端に張り付いて音が止まってしまう(いわゆる「噛み潰し」現象)。フラジオを安定させるには、ある程度のコシがある3.0〜3.5程度の硬さ、あるいは2026年現在プロの間でもすっかり定着したLegere(レジェール)等の最新樹脂リードを使用することで、ピッチのブレを抑え、安定した高音域の鳴りを確保することができる。 (出典: アルト サックス フラジオ 運 指(Yahoo!ニュース))