Q1:牛乳を飲むと本当に骨がもろくなる「カルシウム・パラドックス」は事実ですか?
A1:一般的な食生活を送る日本人においては事実ではありません。極端な過剰摂取をした場合に血中バランスが崩れる理論モデルはありますが、通常の食事量(1日1〜2杯)であれば骨密度の維持に有効に働くことが複数の臨床試験で確認されています。
Q2:牛乳に含まれる女性ホルモンやIGF-1でがんになる心配はありませんか?
A2:市販の牛乳に含まれる微量のエストロゲン(女性ホルモン)は消化器官で大部分が分解されるため、直ちに人体へ悪影響を及ぼすレベルではないとされています。ただし、IGF-1の上昇と前立腺がんリスクの相関は確認されているため、男性の大量多常飲(1日1リットル以上など)は避けるべきです。
Q3:乳糖不耐症でも牛乳の栄養素を効率よく摂る方法はありますか?
A3:牛乳を温めて少量ずつゆっくり飲むことで症状を和らげることができます。また、発酵の過程で乳糖の大部分が分解されているプレーンヨーグルトや熟成チーズを選ぶことで、腸に負担をかけずにカルシウムやタンパク質を効率的に摂取できます。